2016年4月8日金曜日

CentOS7にClamdを入れてもウイルス検知しない。

研究室のサーバーを新しく作ることになって、CentOS7でやってます。
CentOS7にした理由は、講義で触ったことがあるからです。
Clam Anti Virus(clamav)は有名なアンチウイルスソフトで、yumでインストールできます。
今回はclamavを導入しようとして問題が起きたことを書きます。

下調べ

  1. 基本はアンチウィルスソフト導入を見ながら構築
  2. RPMforgeは導入済み(RPMforgeリポジトリ導入CentOS7にサードパーティリポジトリの追加を見ながら)
  3. 本家Clamavのドキュメントを見ながら

やったこと

まず、RPMforgeリポジトリを入れるところから。
yum-plugin-prioritiesを入れて、これから追加するリポジトリに対してpriority(使用する優先度)をつけていく。これでリポジトリの中身が競合しないはず。

そして、RPMforgeを追加する。
ついでに、epelリポジトリとremiリポジトリも追加する。
この3つのリポジトリを使うためには--enablerepoオプションを明示しておく必要があります。ただ、僕はその方が間違って他のリポジトリからインストールしないと思うので、明示的にしました。

ここからが本番。

clamavを導入します。
ちょっと雑になってきた...。

問題点

clamavをインストールしたからには、ウイルスを検知するはず。テストウイルスを用いた検知を行ってみます。 これは当然の結果。 次は、ウイルスのある状態です。eicar.comというテストウイルスを使います。
まずは、ウイルスがない状態で。
あ、あれ??
なんで反応しないんだろう?単体でテストしても引っかかりません。あるぇー?
ここでこの問題の原因を予想します。

  1. もしかしたら方法が間違ってる?
  2. もしかしたら学科にUTMがあるから?
  3. もしかしたらバージョンが古い?

結果

1について、
友人に検証してもらった結果、できませんでした。

2について、
友人の環境で同じ方法で検証してもらいましたが、できませんでした。

3について、
調べた結果、バージョンが少しだけ古いですね。
というのも、最近RPMforgeリポジトリはメンテされてないらしいんです。
でも、epelを使ってもできないからな〜。

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