2022年12月23日金曜日

出産にかかる費用を計算してみた結果なぜかお金が増えていた話【アドベントカレンダー23日目】

追記・変更(2022/12/24): 給付金などの詳細を追記・変更しました。


注意1: 表題の件ですが、あくまでこういうパターンもある、ということで留めていただけたらと思います。

注意2: 実は掛かった費用の詳細に不明点があるので夫婦で集計した分だけで計算しています。

注意3: 概算のため大まかな数字を言います。

と、ここまで注意を書きまくったので「出産で儲かるならこの制度やあの制度に力を入れなくていいじゃん」等の考えはしないでいただきたいです。


まえおき

年末なので「今年は医療費控除できるかな?」と思って計算したら60万円くらいプラスになっていたので「なんでやねん」と思ったところ、いろいろな制度や保険が頑張ってくれていたのだな!という結論になったお話です。


出産費用

この記事によると正常分娩が30〜70万で、平均が40〜50万円らしいです。ここに出産育児一時金が42万給付されるため、差額が自己負担です。なお正常分娩は健康保険がきかないです。

ちなみに、最初にかかっていた病院からもらったパンフレットを見たところ、たしか20万〜60万50万〜60万(追記: 2022/12/24)くらいで幅があったのを覚えています。

結論から言うと私達が払った額は通院・入院・出産を合わせて35万円くらいでした。平均よりも低めなのは、おそらく3つ理由があります。

1つ目が、帝王切開手術だったことです。帝王切開の場合は保険適用されます。

2つ目が、早産児だったことです。住んでいる地区の制度の対象になり、保育器に入っている期間の治療がだいたい無料でした。

3つ目が、妊娠中に個人経営の病院から市の病院に移ったことです。居心地などのサービスの質は下がりますが、それにかかる費用も小さくなりました。医療の質は最高でした。市の病院へ移るためには紹介が必要です。(追記: 2022/12/24)

ちなみに、出産育児一時金が9万円ほど余ったみたいです。←余ったというか、付加金というものでした。(追記: 2022/12/24)


給付金

今回の出産で3つ給付金がありました。

1つ目が、出産育児一時金の余りです。

実は42万円がそのまま手元に来るわけではなく、病院で精算されています。その余りが今回来ました。←上で訂正している通り付加金です。(追記: 2022/12/24)

2つ目が、高額療養費に関する一部負担還元金です。

医療費が高額になると予想される場合、健康保険組合の制度によっては負担還元金が戻ることがあります。限度額適用認定証というものがあり、事前に申請し病院に提出すると負担を軽減できます。病院に入院したときに提出を求められると思いますが、提出したら限度額内の支払いになります。提出しなかった場合は、全額支払いした後、健保に問い合わせて支給されるはずです。この還元金が20万円弱戻ってきました。この20万円弱は関東ITSによって以下のように給付されるようです。

●一部負担還元金等(付加金)
さらに当組合では付加給付制度を実施しているため、保険医療機関等で受診した際の支払額(「入院」「外来+調剤」別)が20,000円を超えたときはその超えた額が一部負担還元金等(付加金) として給付されます。高額療養費に該当しない場合でも一部負担還元金等(付加金) は給付されます。

3つ目が、医療保険の給付金です。

妻は医療保険に入っていたので、切迫早産時の入院費用と帝王切開が対象になり給付されました。これがおおよそ80万円くらいです。めちゃくちゃでかい。まあ、事前の支払金はあるわけだけど。


おわりに

というわけで、今年の医療費控除はなしになりました。

今回の出産で、限度額認定証を提出していなかったら大変な額を払う必要があっただろうなと思いました。また、地区の制度がとてもありがたかったです。出産の前に住んでいる地区の制度を確認したほうが良いと思います。

医療保険については、僕が病気で手術してから、妻にも入れるうちに入ったほうが良いと勧めていて結果良かったと思いました。

収支としてはプラスになったものの、家族が1人増えたことに伴う出費の増加と夫婦で仕事を休んでいるため収入が66%なことがあるためトントンな感じだと思います。


参考(追記: 2022/12/24)


謝辞

上でトントンな感じになれたのは、ほしいものリストで送ってくださった方々のおかげでもあります。まじで感謝しています。ありがとうございます。

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